発達系ゼミ合宿2015in日高

発達系ゼミ合宿2015in日高

 

9月6,7日の日程で,発達系ゼミ合同合宿を行いました。

この合宿は,昨年度から大学院の乳幼児発達論ゼミ・発達心理学ゼミが合同で行っている合宿で,

院ゼミ生の他に学部生も参加しています。

今年度は関連領域の研究員の方にもご参加いただき,有意義な研究交流と親睦を深めることができました。

 

        会場の日高エコロジーパーク
        会場の日高エコロジーパーク

 

 北大を朝7時に出発し,午前中から夜まで4つのセッションを設けて,

参加者のほぼ全員が研究発表を行いました。

 

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今回の合宿のプログラムの中で特にご紹介したいことの一つ目は

会場に到着して最初のセッション,「しっぽとりゲーム」です。

3チームに分かれて,制限時間内にたくさんのしっぽを集めたチームが優勝の真剣勝負。

作戦タイムを挟んで2セット行いました。

 

 

 

(カメラマンのチームの写真がない・・!あと1チームありました)

 

…もちろん,ただ単にしっぽとりゲームを行ったわけではありません。

しっぽとりをしながら,「ビジネス顕微鏡」というコミュニケーション量を測定する機器を使った調査を実演するための,データ収集を行っていたのです。

(全員が首から下げているプレートのようなものが,ビジネス顕微鏡です。)

 

ゲーム終了後すぐにデータ解析を行い,午後最初のセッションで分析の実演が行われました。

各チーム内での個人間コミュニケーションの量が,各人を結ぶ線の太さで図示されます。

分析をすすめると,コミュニケーション量が一番多いのは優勝チーム,という,興味深い結果に!

 

馴染みのない手法も,実際に自分達でやってみると格段にイメージしやすくなり,好評のセッションでした。

 

 

 

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ご紹介したいことの二つ目は,夕食後「イブニングレクチャー」と題して行った伊藤先生による発表です。

伊藤先生の構想する「発達言語学」について,じっくりお話しを聞くことができました。

 

先生たちの「今」の研究についてゆっくり伺うことは,普段はなかなかないことですので,合宿は貴重な機会です。

 

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学部生,院生たちによる研究発表も,盛り上がりました。 

学部生は卒論や研究関心について,院生は「最近面白いと思っていること」というテーマでの発表でした。

普段のリサーチミーティングではできない話ができたのではないでしょうか。

 

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研究発表が終わった後は,料理組と火お越し組に分かれて晩御飯(カレー!)の準備。

持参したガスコンロでプチBBQ,食後は花火もしました。

 

 

研究交流からお楽しみプログラムまで,盛りだくさんの1日でした。

 

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(おまけ)

翌朝,ほとんどの参加者がまだ寝ている中,早起きして出発した有志のメンバーは,十勝川ラフティングに挑戦!

とっても楽しかったそうです。

来年は,アクティビティもみんなで行きたいですね。

 

(竹森記)